第16号 超々低金利時代の資産運用/「準」インカムゲイン商品について
【一口家主をもう少し詳しく】
「一口家主 iAsset」の第1号商品コンシェリア早稲田GF605号室は平成25年11月1日に運用を開始しました。10口500万円を買われた方には既に賃貸利益243千円をお支払いしました。この10月末には3年間累計で365千円の賃貸利益となります。
この1号商品をご紹介した時に迷った上買われなかった方もいました。ある方は結局3年定期にされたとのことで、利息は3年間で税引き後3,000円程度です。
365千円と3千円、ずいぶん大きな差ですね。
なぜ購入されなかったのか。私どもの説明不足もあったと思いますが、ご自身が一歩踏み出すかどうかが大きな分かれ目です。以下は、「一口家主iAsset」を活用頂くために。
購入されなかった方の3つのタイプ
タイプ1.利回りが不満足。もっといいものを探す。
タイプ2.商品を一応は理解したけど、話がうますぎる。裏があるのでは。
タイプ3.自分はいいと思うのだけど家族の反対で。
タイプ1の方
男の方に多いタイプです。リスクを取りたいわけではないが、結果的にインカムゲイン商品では満足できず、リスクのあるキャピタルゲイン商品、主に株式投資に行かれるようです。インカムゲイン商品で「一口家主 iAsset」のように元本の安全性が高くて利回りの高い商品はあまりないので他の選択肢はリスク商品しかないのでしょう。その結果は?
タイプ2の方
一応商品は分かったが、そんなウマイ話があるはずがない、何かウラがあるんだろうと言われる方がいます。
だましているのではないかと思われるほど良い商品と認めて頂けるのはありがたいのですが、実際に購入頂かないとお客さまには何のメリットもありません。個別説明会も行っていますので、納得いくまで訊いてください。そのうえで判断されたら如何でしょうか。
タイプ3の方
自分は良いと思うのだが息子に反対されてという年配の方。自分は買いたいのだが、ご主人に反対されたという主婦の方。一般論としてご婦人の方が現実的に物事を考えて判断されるのですが、男性の方は過去の知見から観念的に是非を決める傾向があるようです。充分理解しないでそんなウマイ話があるはずがない、と切って捨てるのもそういった方です。私どもとしてはそういった方にこそ直接ご説明したいので、是非そういった機会を作って頂けたらと思います。
「一口家主 iAsset」を活用頂くために
超低金利のこの時代にこそ元本の安全を第一に考えた好利回り商品を皆さまに活用して頂きたい、そのために、
- 元本リスクが高くても高利回りのものがよいのか、元本の安全性の高い商品の中で高利回りのものを選ぶのかスタンスを決めてください。
- ウラがあるかどうか充分納得がいくまでとことん説明を求めてください。いくらでもご説明いたします。
- ご家族の意見に耳を傾けるのも大事ですが、自分のお金の運用は自分で決めておられる方も多くいらっしゃいます。また反対される方に私どもがご説明する機会を作ってください。
【やさしい資産運用のお勉強】
資産運用が益々難しくなってきました。リスク覚悟の株式投資とは言え、以前はその企業の収益性とか将来性などが投資判断の目安となりましたが、今は世界の政治・経済・金融情勢によって突然株価は上下します。インカムゲイン商品に至っては超々低金利で資産運用と言えるものは見当たりません。改めて商品の性格から資産運用の対象を考えてみましょう。
キャピタルゲイン商品とは
キャピタルとは資本のことですね。個人の投資の場合は元本と考えてください。 分かり易い例が株です。1株1,000円の株式を、1,000株買うと100万円です。今1株1,200円で売りました。1株につき200円の儲けで1,000株あるので20万円の儲けです。これをキャピタルゲイ ンと言います。逆に1,000円より下がれば損をします。これをキャピタルロスといいます。このような商品の特徴は基本的には投資した元本が増えたか減ったかによって損得が決まります。重要なことは儲かることもあるが損をすることもあり、先は読めないということです。株式を組み込んだ投資信託も同じです。
インカムゲイン商品とは
インカムとは収入のことですね。つまり投資した元本から上がる収入のことです。例えば5年国債を考えてください。100万円買って金利が1%とすれば1年に1万円の利息があります。債権の場合は途中で売らないで満期まで持っていれば購入した元本100万円が必ず戻ってくるので、5年で確実に5万円が儲かります。このように元本の上がり下がりによる損得(リスク)はなく、予定していた利息が確実に入ってくるのがインカムゲイン商品の特徴です。大変確実なのですが、困ったことにアベノミクスが始まってからどんどん利率が下がり、今個人向け5年固定国債が0.05%で最早資産運用とはなりません。公社債や定期預金なども同様です。
第三の道 準インカムゲイン商品
先が読めないキャピタルゲイン商品は怖い、一方既存のインカムゲイン商品では資産運用にならない。そういった中で第三の道として今脚光を浴びているのが不動産及び不動産派生商品です。例えば都心のマンションに限定して考えると、家賃収入、マンション価格ともに安定的でインカムゲイン商品としての特徴を持っています。そこで「準」インカムゲイン商品と呼びます。 ただし、不動産投資は簡単にはできません。 価格が高いこと、急にお金が必要になった時の換金性が低いこと、管理に手間暇がかかること、等々があります。これらのハードルをクリアできる方には都心マンションの1住戸単位の投資をお勧めします。
不動産派生商品での資産運用のお勧め
不動産投資の良いところを活かし既存の金融商品の簡便さをミックスした不動産派生商品があります。その典型的なものがクレアスライフの「一口家主い Asset」です。
- 1口50万円から都心マンションへの投資(共有持分の購入)ができます。
- その共有持分は購入者名義で登記されます。(購入者自身の所有物となります。) 3.利回りは2.2%前後の高利回りです。
- 運用期間は5年で、期間満了時にはクレアスライフが共有持分を買い取ります。
- 買取価格が元本割れするリスクは非常に低い仕組になっています(収益還元法によるマンション価格評価と優先劣後方式)。 (*収益還元法及び優先劣後方式の仕組みについては本通信第2号と第3号をご覧ください。)