第23号 お客様の立場になって考えてみました。/為替リスクとは
【一口家主をもう少し詳しく】
「一口家主iAsset」の資料請求をいただいた方、商品説明会に来られた方で、商品を理解され、大変興味を示された方でも、残念ながらお申し込み頂けないケースが少なくありません。どうしてなのでしょう? お客様の立場になって考えてみました。
こんなとがあったら怖い
先日、 たまたまインターネットを観ていたら、一見「一口家主 iAsset」に似たある会社の商品(実際は仕組みや対象不動産は 大分違うのですが)が、利回りは大変高いのですが運用期間終わっても元本が償還されない、という記載がありました。こんな書き込みを見たら、一見似ているので 「一口家主 iAsset」を検討されていた方も一歩退てしまうだろなと思いました。 大切なお金が返ってこなかったら何のための資産運用か分かりませんからね。
「一口家主 iAsset」を買って下さる 」お客様とは
手前味噌のようですが 、「一口家主 iAsset」をご理解いただ方は皆様「これはよくできた商品だ」と言ってくださいます。そしてクレアスライフグループをよく知っていらっしゃる方は迷わずに申込みしてくださいます。例えば当社のマンションを購入いただいたオーナー様、クレアスントの仲介を受けた入居者様そしてクレアスコミュニティーが管理しているマンションの入居者様 、といった方々です。
逡巡される方の共通点
他方、いい商品だと認めながらもお申込みいただけない方もおられます。 安全性の高い仕組みで、資産価値が高い都心の物件なのになぜ逡巡されるのだろう、と不思議に思うのですが、その方々に共通するのは本当に説明通り実行されるのだろうかとの不安のようです。いくら立派な仕組みや契約内容でも、それが実行されなかったら何にもなりません。 そのような不安から迷われるのはよく分かります。
要はその会社が信用できるのかどうかということ
当社グループをよく知っているお客様は当社に対する不安がないので、仕組みが良くて物件が良ければすぐ買ってくださいます。 しかし当社をよく知らない方はなかなか前に進めません。大切なお金を託すのですから、 本当にこの会社は大丈夫なのだろうかと心配です。 左記の会社のようなことがあったら大変です。 では、 クレアスライフは信用できる会社でしょうか。
クレアスライフは1984年に創業以来 32年間 、都心のマンションの開発・分譲を続けています。いわゆるバブル期やリーマンショックの時に多くの同業他社が破綻しましたが、当社はそれを乗り越えてきました。 継続は力なりと言いますが、 そのような当社を信頼してくださればこそ多くのお客様が 「一口家主 iAsset」も買ってくださっています。また、当社とのお付き合いが初めての方でも安心してお申込み・ご購入いただいています。
【やさしい資産運用のお勉強】
マイナス金利導入後、証券会社や銀行は以前にも増して外貨建ての商品を勧めます。利回りも魅力的です。定期預金や国債などで元本も安全そうです。しかし待ってください。外貨建ての商品には必ず為替リスクがあります。為替リスクとはどんなものかをよく理解してください。
為替とは
通常 、私たちが為替と言っているのは正しくは外国為替(foreign exchange)と言います。ある国の通貨を他の国の通貨に交換することです。 そして交換する比率のことを為替レートと言います。例えば1ドルが105円というのは米ドル1ドルを日本円に交換する比率が105円ということです。 ですから100ドルを円に交換すれば10,500円になります。その逆も同じで100ドル欲しければ、10,500円払わなければなりません。
為替レートは時々刻々と変わる
為替レートも株と同じように売買によって絶えず変わっています。ドルを売って円を買う人もいれば、円を売ってドルを買う人もいます。ドルを売って円を買う人が多ければ円は高くなります。世界中で24時間中売買されています。
為替はどのようなときに動くのか
為替相場を動かす要因は実に多く、しかも厄介なことに一つのことがプラス要因になるときもあればマイナス要因になることもあります。例えば世界のどこかで戦争が起きたとします。以前は「有事のドル 」と言ってドル高要因になりました。しかし現在は「有事の円」と言って円買い、即ち円高の要因になります。 少し前にドイツ銀行が危ないとの情報が流れました。この時も円高に振れました。以前ならドル高要因です。そもそもどこかで戦争が起きるとか、 外国の銀行が危ないとかは予想しえないことです。為替は予想しえなかったようなことでも動くものだと思って下さい。
為替リスクとは何か
例えば米ドルの定期預金は利率が良いし、定期預金だから元本リスクもなかろうと10,000$預けたとします。預けた時の為替レートは1$=110円でしたが、1年後の満期時に1$= 100 円になったとします。
預けた時も満期でも同じ 10,000$ですが、円での元本は100,000円減ってしまいました。仮に金利が5%だとしても50,000円の損です。このように為替レートが変わることによる損失を為替リスクと言います。
為替建て商品は避けた方が賢明
銀行や証券会社が勧める金融商品には外貨建ての商品が沢山あります 。外貨建ての投資信託や一時払い保険などです。外貨建ての商品は見た目の利率が高いので一見魅力的です。しかし運用を終えたときに始めに比べ円高になっていたら元本は減ってしまいます。 為替レートは時々刻々変わり、予想もできなかった理由で変わるので、外貨建て商品は非常にリスクが高いということを十分に承知しておいてください。 外貨建て円払いなどという商品もありますがリスクは同じです。