第19号 ご購入いただいた動機/英国のEU離脱と資産運用
【一口家主をもう少し詳しく】
「一口家主 iAsset」の購入を検討されている方のために、既にご購入いただいたお客様のアンケートから、この商品をご購入いただいた動機をご報告します。
元本の安全性が高いから
一番多くの方が挙げられたのは元本の安全性です。乱高下する株式や投信で傷を負われた方、あるいは虎の子の老後の生活資金を減らすわけにはいかない方は「一口家主 iAsset」の3つの仕組みで確保される元本の安全性を高く評価されています。その仕組みとは?
1.購入するのは不動産の所有権です。
株式・リート・社債などは投資した会社が倒産すると元本はほとんど返ってきません。証券は紙屑同然になります。しかし「一口家主 iAsset」は購入された方ご自身のものなので販売した会社が倒産したしても誰にももって行かれません。(共有持分権は登記されます。)
2.優先/劣後の仕組みにより20%値下がりしても元本は安全です。
5年後に事業が終了して共有持分権を換金するときに、マンションの評価額が20%を超えて下がらなければ購入元本50万円が戻ってきます。では20%も下がることがあるでしょうか。
3.マンションの値段の評価は収益還元法で行います。
共有持分権を換金するときに、マンションの値段の評価はそのときの不動産相場ではなく収益還元法でそのマンションの賃貸利益を基に計算します。マンションの賃料は景気に左右されず非常に安定的なので賃貸利益も殆ど変化しません。特に都心のマンションで賃貸利益が5年間で20%以上も下がったことはありません。つまり元本の安全性は非常に高いのです。
利回りが高いから
「一口家主 iAsset」の利回りは直近のもので2.21%です。賃料なので源泉税が引かれません。源泉税が引かれる他の商品の2.8%くらいに匹敵します。世の中には利回りの高いものはいくらでもありますが飽くまでリスクとの兼ね合いです。リスクがゼロの銀行預金や国債は金利もゼロに近いですね。「一口家主 iAsset」は安全性が非常に高い割には利回りが高いと皆様に評価して頂いております。
一口50万円からできるから
マイナス金利の導入以降不動産投資が人気があります。マンションの賃料は安定しているので恰好の投資対象なのです。問題は価格が高いことです。都心の新築 1Kで3,000万円以上はします。ローンを借りたら金利リスクがあります。そのようなときに50万円でマンションのオーナーになれるのは大変魅力的です。小さい投資金額で安全な大家業が営めるわけですから。
1,2,3が総合された魅力
- 安全性だけを求めるなら銀行預金や日本国債があります。
- リスクは無視してハイリターンを求めるならFXや新興国国債があります。
- 少額投資ができる金融商品はいくらでもあります。
- 「一口家主 iAsset」は「安全性」・「高利回り」・「少額でできる」という三つの要素を同時に満たしています。これが多くのお客様に選ばれる理由と思います。
【やさしい資産運用のお勉強】
まさかと思った英国のEU離脱が現実となりました。しばらくは世界的に経済・金融は大混乱すると思われます。このような状況の中で資産運用はどうしたらよいのでしょうか。
2016年のABCリスク
今年の世界の金融市場にはABC 3つの大きなリスク要因があると言われています。
AはAmerica(米国)の大統領選挙
BはBritain(英国)のEU離脱
CはChina(中国)の経済の行方
その中でまさかと思われていた英国のEU離脱が現実のものとなってしまいました。 実際に離脱するまでにはいろいろな手続きが必要でかなりの時間が必要と言われています。その間非常に不安定な状態が続くと思われます。それに加えてAとCのリスクが重なってきます。
なぜABCが金融市場の波乱要因となるのでしょうか
ここ数年来世界経済はモノの供給が需要よりも多い供給過剰で経済が低迷していま す。いわゆるデフレの状態です。そこからの脱却を図るため欧州も日本も金融緩和、 つまりお金をジャブジャブ出し、挙句の果てにマイナス金利策まで導入しています。 しかしそもそも需要がないのですからいくらお金を溢れさせても需給が逼迫してインフレになることはありません。溢れたお金は投機マネーとなって少しでも大きい利益を求めて国境を越えて動き回ります。このお金はちょっとした政治や経済の動きに敏感に反応します。特にABCは影響を及ぼす範囲が広いだけに投機マネーが暴れまわり世界の金融市場を混乱に陥れる恰好の材料となります。英国のEU離脱はそれだけでも大きなリスク要因ですが、オランダ、スペイン、イタリアなどの離脱ドミノ現象のリスク、逆にスコットランドのEU加盟による英国分解リスクも続きます。
このようなときの資産運用のスタンスは
先ず言えることは投機マネーの動きは予想できないということです。とすれば投機マネーに左右されるような商品は避けることです。先物取引などはその典型的なものですが、株や株を組み込んだ投資信託なども避けた方が良い商品です。以前株式はその企業の業容や属する業界の将来性などにより変動しましたが、今や個人が予想しえなかった要因でほとんど日経平均にスライドして動きます。リートも同じです。また為替も投機マネーの影響を受けます。外貨建てものには手を出さない方が賢明です。
今、資産運用に向いている商品は
投機マネーに左右されない商品というのはキャピタル・ゲイン商品ではなくてインカム・ゲイン商品です。つまり売買で儲けるのではなく、利息で着実に稼ぐ商品です。配当の高い株やリートを配当目的で買うとすればそれも一法ですが、元本が絶えず上下するのでお金が必要になったときに処分損が出る可能性があります。元本が安定していて着実に安定収入が得られるのは大家業です。なるたけリスクを減らすには都心の新築マンションの大家さんになることです。しかし自分で1住戸を買うには相応の資金が要ります。 それが難しい方のために1住戸を小口化した商品があります。たとえばクレアスライフの「一口家主 iAsset」です。これは共有持分として不動産そのものを所有するタイプですが、営業者が所有している不動産に出資して賃料の分配を受けるタイプのものもあります。リートと似ていますが、一定の範囲では元本が変動し難い仕組みになっているものが殆どです。